このような症状で
お悩みはございませんか?
- 抜け毛が多い、増えた
- 髪の毛のハリ、コシがなくなった
- 生え際、頭頂部の毛が薄くなった
- 頭皮がベタベタしている、乾燥している
- 分け目が目立ちやすくなった
- 以前はなかったフケが目立つ
毛周期について
毛髪は、数年間伸びた後(成長期)、成長が止まり(退行期)、抜けやすい状態(休止期)になります。
毛が抜けると同じ毛穴から新しい毛が再び生えてきます。このように毛には生え変わりの周期(毛周期)があり、健康の人でも1日に100本程度の脱毛があると言われています。
この毛周期の成長期が短縮したり、休止期が延長することで、髪の毛が成長しきらないうちに抜けてしまったり、新たな発毛が脱毛に追いつかなくなって薄毛となります。
男性はおでこや頭頂部の毛が細く短くなり、徐々に生えなくなるのに対し、女性は分け目から薄くなり、次第に全体的に髪が薄くなることが多いと言われています。
男性は20代後半から30代にかけて症状が現れ、徐々に進行していきますが、女性は更年期前後のホルモンバランスが変化する時期に脱毛が多く認めるようになります。
女性と男性の薄毛の違い
症状の違い
男性特有の薄毛(AGA)
男性特有の薄毛(AGA)の場合、生え際や頭頂部から脱毛が進みます。
一方で女性の場合は、髪の毛のハリやコシが失われたり、1本1本が細くなったりといったことで、全体的な薄毛になることが多くなります。
女性の薄毛メカニズム
(女性型脱毛症 FPHL)
女性特有の脱毛症は一般的にFPHL(Female Pattern Hair Loss)と呼ばれています。
女性にも男性ホルモン(テストステロン)は存在し、年齢を重ねるにつれて更年期や閉経後に女性ホルモンが減少し、男性ホルモンが優位になります。
薄毛の女性の毛周期は、休止期が延長することで髪全体が細くなり、全体的に薄くなるのが特徴です(びまん性脱毛症)。
原因の違い
男性の場合
男性特有の薄毛の原因は、男性ホルモンにあります。
女性の場合
女性の薄毛の場合、女性ホルモンの減少の他にも、ヘアスプレーなどによる頭皮の環境悪化、無理なダイエットによる栄養不足、ストレスなどを原因とするケースがあります。
薄毛の原因
男性ホルモンによる
ヘアサイクルの乱れ
男性ホルモンの一種、テストステロンが5αリダクターゼと結びつき、ジヒドロテストステロンに変換されると、毛包のホルモン受容体と結合し、ヘアサイクルが乱れます。具体的には、髪の毛の成長期が短くなり、その途中で抜けることが多くなります。
遺伝
ホルモン受容体の数は、遺伝子レベルで決まっています。そのため、親から子へと薄毛が遺伝する可能性が高くなります。
ストレス
ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足などからストレスが溜まると、薄毛の原因になります。
環境因子
喫煙などの環境因子が薄毛を招く原因になることがあります。
食事・生活習慣の乱れ
食生活や生活習慣の乱れは、身体だけでなく皮膚や髪の毛への悪影響を招きます。
タンパク質、亜鉛などのミネラル、糖質などの不足、あるいは不規則な生活リズムなども、薄毛の原因になることがあります。
パーマやカラーなど頭皮環境への負担
パーマ、カラーなどに使用される薬剤による炎症も、頭皮へのダメージとなり、薄毛を招く原因になります。
当院で行う薄毛の治療方法
当院では女性の薄毛治療のみ行っております。当院の女性の薄毛治療では、外用薬を使用します。
外用薬
当院では、Dott Hair for womenリキッド(女性用)を採用しております。
成分であるミノキシジルが頭皮の血流を促し、発毛に必要な栄養素を行き渡らせることで発毛を促進します。
日本皮膚科学会ガイドラインの「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年度版」で、「CQ3 ミノキシジル外用は有効か?」に対し、推奨度A(行うよう強く勧める)とされていますので、安心してご使用ください。